散骨はどのように行なわれているのか
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2019/9/20

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高倉健の6年ぶりの主演映画『』(全国東宝系)が、25日に封切られる。映画の見せ場は、亡き妻の遺骨を海に撒いて「散骨」するシーン。死ねばお墓で眠り、お彼岸の墓参りを常とする日本人でも、「散骨の是非」を考えさせられる。

現在、散骨はどのように行なわれているのか。ある家族の散骨式を取材した。8月上旬、関東地方の港に集まった都内在住の家族連れ。服装はなんと短パンにアロハ姿だ。

「港に来ているレジャー目的の人たちの気分を害さないよう、喪服は着てこないで下さいといわれました。じゃあむしろ海を楽しもうと、気楽な恰好にしました」(遺族の一人)

小型のクルーザーで、沖合に出ること30分、散骨ポイントに到着。70代の男性故人の遺骨はパウダー状にされ、籐の木箱に納めた、水溶性の2つの袋に入れられていた。

汽笛を合図に、遺族が袋をそっと海に浮かべた。袋から白い遺骨がパラパラと溶け出す。遺骨は海に浮かばず、海の底にスッと消えていった。その様子を眺めながら遺族が手を合わせる。その後、バラの花びらと故人が好きだったというビールを海に撒き、散骨式は約15分で終わった。

帰路につきながら軽食を取り、故人を偲ぶ遺族。目に涙を浮かべる者もいたが、表情は晴れやかだった。

陽の光が降り注ぐ洋上では、葬送であることを忘れそうだった。

焼骨を個人で散骨することは違法ではないが、散骨には色々と「作法」が存在する。そのため、現在は葬祭業者や散骨専門の業者に依頼するのが一般的だ。

費用は遺族や親戚など個人単位で約20万円前後。複数の家族が合同で行なうケースや、最も廉価なものでは葬祭業者などが代行散骨するパターンもあり、こちらは5万円程度から可能だ。

関西で海上散骨を行なう葬祭業者はこう話す。

「法律上、原形に近い遺骨状態では墓地以外に埋蔵することはできないので、パウダー状に粉骨する必要があります。また、場所も重要。漁場や海水浴場、海上交通の要所を避けないとトラブルになることが多いので、沖合に出ます。

散骨同意書にサインをし、通常は49日の法要後に散骨するケースが一般的です。また、全てを散骨する例は稀。『パウダー状にした骨でペンダントを作って手元供養をしたい』、『遺骨を全部散骨するとご先祖様に手を合わせることができなくなる』という理由で、一部散骨とする方が多いですね」

この業者では、GPSで海上のどこに散骨したかを証明する書類を作成し、三回忌などの命日や記念日に船をチャーターする法要サービスも行なっている。

また、骨を撒く方法も様々だ。海に撒くのが一般的だが、森林葬や公園型の樹木葬(骨を撒いた場所に木を植え、その木を墓碑の代わりとする)、中には宇宙葬というものもある。巨大な風船で遺骨を上空へ飛ばす「バルーン宇宙葬」を行なうバルーン工房(栃木・宇都宮市)の小野寺義博代表が語る。段落

「海上散骨では意外と船酔いされる方が多いと聞き、バルーン装飾販売を行なう当社の事業や、イベントを生かせないかと思いついたのがきっかけです。風船は地上30kmの成層圏で割れて散骨され、快晴なら30分ほど地上から風船を眺めることができます。費用は約20万円。10年から事業を始め、毎月2~3件の依頼があります」

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