2020/1/16
遺骨はお墓に納骨しないでも大丈夫?
大切な誰かが亡くなってしまったとき、その悲しみも癒えないうちに遺骨と離れるのは、遺族にとって本当に寂しく辛いこと。しかし、遺骨は必ずしもお墓に納骨しなくてはならないものではありません。
専門の業者に依頼して海などに遺骨を撒く散骨や、墓石を置く代わりに樹木を植える樹木葬などといった自然葬を選ばれる方も年々増加しています。また、自宅でずっと遺骨を保管して供養される方も多く見受けられます。
宝石が光る三日月型の遺骨ペンダント「月シリーズ」
大切な人を亡くした悲しみがなかなか癒えないときには、外へ出る気力もわかないもの。深い悲しみを癒し、外へ出る手助けをしてくれるのが遺骨ペンダントです。
かぐや姫の物語があるように、日本では昔から月の光とともに故人の魂が行き来するとも考えられました。三日月をモチーフにしたペンダントトップには、小さな宝石が一粒付き、柔らかな月の光を思わせます。
これまでの思い出だけでなく、これからも一緒に思い出を作っていける遺骨ペンダントは、手元供養の新しい形として広がりを見せています。クロスで磨くごとに美しく輝くシルバーのペンダントは、いつまでも心の慰めとなるでしょう。
ダイヤモンド葬の始まりと浸透
2000年代初め、海外のいくつかの会社が「遺骨からダイヤモンドの製作」というサービスを始め、2005年以降、日本にもその支社が立ち上がり、日本からも製作を依頼をすることが出来るようになりました。2015年現在、日本から、スイス、アメリカ、ロシアのメーカーに依頼が可能となっています。
日本に紹介された当初は、若く伴侶を亡くされた人、子供を亡くした親など、故人との強い繋がりや、「別れ難さ」から依頼する人が多かったようですが、近年、ダイヤモンド葬がメディアでも取り上げられるようになり、「お墓を作らない代わりに」「散骨を考えていたが手元に形見の残るダイヤモンドに」という人が増えてきているようです
。
遺骨の量 | 60g程度でも製作できるメーカーもあるが、全て使用することも可。少ない量から製作する場合は、炭素を追加する必要がある。全て使用する場合は、余さず全て使用することを確認する必要がある。 |
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大きさ | 0.1カラット~1カラット程度 |
費用 | 40万円~250万円 (大きさによる) |
製作期間 | 3か月~半年。 |
色 | 無色透明や、無着色で色がついているケース、着色しているケースも。 |
遺骨の受け渡し方法 | 郵送か自宅での預かり。業者による。 |
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