自然葬
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2020/6/22

「散骨」と言われると日本人にはまだまだ馴染みは浅いかと思います。 海外では昔から行われていたりしますが、日本では最近からの故人の還し方でありドラマや映画などでしか知られていない時代もありました。また、散骨をするのは山や海だけではなく、空や宇宙と近年では範囲が大きく広まっていることもあり、日本では「自然葬」と呼ばれることもあります。

ただ、日本ではやはり火葬の後の埋葬が主流であり若干の抵抗を覚える方も少なくはないかと思います。 しかしながら、最近では故人の遺志を叶えるために散骨を行う方も徐々に増えてきているのも事実でありその散骨をお手伝いする業者さんも増えてきております。

もちろん日本でも散骨も現在では正式な埋葬方法として許可されているので法律的な問題はありませんが、散骨にもルールが存在します。 陸地の場合は主に山や山中などになると思いますが、散骨許可の認定が下りた指定区域であることが条件です。また海洋での散骨の場合には、厳密に場所の指定はないものの、やはり陸地との一定の距離を保つ場所である必要があり、その他にもある程度の条件は必要になります。

散骨をご希望なされる方々の理由としては、自分の好きだった海や山に散骨してもらうことでその場所の一部となり自然に還ることができると言った方や、お墓に入るのがいや、 お墓の管理などで親族に気を遣わせたくないなど、個人の考え方によって様々です。

ただ、本人には散骨の意思があってもやはり親族にはお墓に入ってもらいたいと考える方もいらっしゃると思います。価値観や意見はやはり個人によって違います。 故人の望む最後となるように話し合いを重ねることも大切です。

故人の最期をお迎えいただく方法として散骨についてもご紹介させていただきました。

海洋葬とは粉骨した遺骨を岸から離れた海上で撒く散骨の方法です。白い粉が海面に広がって静かに溶けていく様子を見て、故人が自然に還っていくことを実感される方も多いようです。
散骨と同時に花や故人へのメッセージを書いた紙を流したりもします。お酒などは大丈夫ですが、食品やお菓子など海上が汚れるものは流したりしないことや、花などは包んであるビニールを外して流すなど環境への配慮も大切です。

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