あなたへ
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2020/6/30

故高倉健さんの最後の主演作となった映画「あなたへ」、それぞれ原作がベストセラーになり、映画にもなった「マディソン郡の橋」と「世界の中心で、愛をさけぶ」。この3作品の共通点をご存じだろうか? 答は「散骨」。遺骨や遺灰をまく儀式がキーポイントになっている。散骨したとされる著名人を調べてみると、海外ではアインシュタインやジャック・マイヨール、ジョージ・ハリスンの各氏ら、国内では石原裕次郎さんや立川談志さんなどの名前が挙げられる。認知度は高まってきたが、弔いの手法として定着するのだろうか。

以前は死んだら墓に入るのが当たり前だったが、昨今目立つのが「お墓はいらない」と考える人たちだ。そんな人たちの選択肢のひとつとして注目されているのが散骨だ。2007年から海洋散骨を手掛けるブルーオーシャンセレモニーの村田ますみ社長は、「16年は年間250件ほどだったが、17年は300件を超えそう。毎週末に船を出している状態です」と話す。

希望するのは、海が好きだった人や海外で長く生活していた人、そして墓を継承する子どもがいない人や、いても引き継いでくれるか分からない人たちだ。料金は、船を家族などで貸し切るプランで25万円、他の家族との乗り合いの合同乗船なら12万円、同社に委託すると5万円だ。それぞれ遺骨を粉末にする費用の3万円がプラスでかかる。16年は月2回だった合同乗船プランを、17年から月3回に増やした。

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